【はじめに】良い音を聞きたいのに「オーディオ」が難しすぎる!

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この文章を読んでくださっているあなたは日頃から音楽を聴いているかと思います。そして、少なくともより良い音質に興味がある方だと思っています。

良い音で音楽を聴くと本当に幸せになれます。

過去に聴いていた曲が「別の音楽」ではないかと思えるほどの感動があります。

例えば、「あ、本来はこのようにドラムが鳴っていたんだ」とか、繊細な楽器に対しては「こんな音も鳴っていたんだ」と再発見をするたびに、青春時代が鮮やかによみがえってきます。

その感動は決してクラッシックと呼ばれるジャンルに限らず、J-POPだろうがゲーム・映画のサントラだろうがアニソンだろうが変わりません。

IWOZON via AC-illust

ところが、周りの人に聞いても帰ってくる答えはほぼ同じ。「音楽はいつも聞いている。でも、スマホの付属イヤホンで聞いているだけ」です。

このように、音楽は身近である一方、良い音は実は遠い存在です。良い音を知らない、またはきっかけが無い人が大半です。

*もっとも、最近では本格的なワイヤレスイヤホンが広がっているので、それらを使って音楽を聴いている人も増えています。

いずれにしても、良い音を聴くための敷居があまりに高い!(ついでにお値段も汗)のです。

それでは、あまりにもったいない!…この思いがブログを始めた起点となります。

したがって、このブログでは、①今のオーディオ入門があまり語っていない、本当に知るべきこと②なるべく安い予算でアップグレードする道③スピーカーやヘッドホンなど特定の機器だけをひいきしない

ことを掲げ、新しい切り口のオーディオ記事を展開するつもりです。

オーディオが難しすぎる

ほとんどの人が音楽を聴いているのに、いわゆる「オーディオ」と呼ばれるより良い音を知りません。

それは、音に濁りがなくて澄んでいて生々しく、または迫力のある低音がドンと振動で伝わったりする。または一つ一つの音が分離して聴こえて、まるで演奏会場にいるような広がりを伴った音です。

私は、最近(2024年3月)になってオーディオにハマった人間です。このブログを書き出した時点では、オーディオ歴半年程度の「若葉マーク」付きです。

私のようにパソコンやスマホで手軽に音楽を聴いてきた人にとって、オーディオは「大気圏突破でもしないと届かない」ほどに遠い世界。一通り理解するまでに大変な苦労を要しました。

自宅に設置した現在のオーディオシステム

ある時、私は以下のように思いました。「そもそも、『オーディオが難しい』という前提に踏み込む記事があまり存在しないのではないか?」。

逆に、「なぜオーディオが難しいのか?」「オーディオが遠い世界なのはなぜか?」という切り口から、新しいオーディオ入門になるのではないかと思ったことが、このブログの狙いであります。

なんせ私自身がこのブログ開始時点で「オーディオ歴半年」に過ぎません。まだまだ完全に理解できていないことがあります。だからこそ、「知らない人目線」での話を展開できると思っています。

身近なはずのオーディオが実に遠い存在なのにはいくつか理由があります。

①そもそも良い音を体験する機会がない🥺

②実際に専門用語のオンパレードで難しい🥺

③適切なオーディオ入門が存在しない🥺

スピーカーでもヘッドホンでも音楽を聴きます

こうした3つの課題を踏まえ、この連載では主に以下の3大テーマになると思います。

①良い音は本当に感動する!良い音を聴くことができる手段・場所は?

②なぜオーディオが難しいのか?本当のオーディオ入門

③知られざるコスパ抜群のオーディオエントリー編

現代のオーディオ入門はほぼ存在しない

テーマ①の「良い音」についてはまずは知らないと=聴かないとスタート地点に着けません。

しかしながら、意外にも良い音を体験する機会がありません。Youtubeのような動画コンテンツで超高級機器による音を聴いても、パソコンやスマホのスピーカーまたは付属イヤホンからの音であれば、それ以上の音になりません。

映像なら、家電量販店でフラッグシップの大型テレビを見られます。オーディオはそうはいきません。「雲よりも敷居の高い」オーディオショップなどに行く必要があります。

「第44回マラソン試聴会」でのハイエンドな機器、一式そろえると1000万円に届く(2024年10月開催、筆者撮影)

したがって、音の場合、まずは文章でその感動を伝えることが大切だと思っています。また、無料で体験できる機会は、首都圏であれば、数多く存在しているので、それもお伝えしたいと思います。

上記の②や③のテーマで最大の問題となるのが、適切なオーディオ入門が存在しないことです。それが故に私は大変苦労しました。同時に、多くの人にとってもそのまま当てはまる問題であろうと思っています。

この問題の代表例と言えば、オーディオ入門と検索すると、まさかのCDプレーヤー・アンプ・スピーカーという昔ながらの「三種の神器」が登場してくることです。「水戸黄門」様と、「助さん」「格さん」のように永遠に出てきます(笑)

水戸黄門ならそれで良いものの、スマホやネット接続が当たり前の時代に「CDプレーヤー指定」、またはマンションの狭い一室に住んでいる人にも「スピーカー縛り」…多くに人にとっては「そんな無理ゲーな」です(笑)

*私はスピーカーをはじめ三種の神器も保有しています。ヘッドホンでも音楽を聴いています。どちらも長所と短所があります。

多くの人はイヤホンやヘッドホンでも音楽を聴きたいはず。しかし、今度は新たな問題が。イヤホンやヘッドホンの世界では「ハイレゾ」という単語が、ハエの「ブーン」音のように付きまとってきます。

このハイレゾですが、まず専門用語で理解に時間がかかる。しかも、一般にはほぼ意味がありません!

このようにオーディオは古くて偏っていて、誤解も多い。せっかく良い音質で音楽を聴くと幸せになれるのに、なんとももったいない。

そこで、これらの問題点について、今後の記事で取り上げたいと思います。

そのうえで、一般に全く知られていないが、とても重要な「DAC」という機器または機能を紹介し、DACを軸に、なるべく予算を抑えながら本格的な音楽を聴くためのアプローチを紹介します。

さらにはスピーカーとヘッドホンで世界が分断されているオーディオの現状に対し、どちらもその人の好みや環境に合わせて選べる意味で、今あるべきオーディオ入門を提唱したいと思っています。

コメント

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